ドイツのSIMカード Vodafone DE編


最近、毎年2月にEmbedded Worldというドイツのニュルンベルクで開催される欧州最大の半導体展示会を見に、ドイツに来ている。今年で3回目なんだけれども、来年忘れないように、SIMの入手方法とかをメモしておく。

まず、フランクフルトの空港に、あまり良いSIM屋さんは無い。ターミナル1の地下にO2というキャリアの店があって、そこでLebaraのSIMが買える。O2のお店なのに、なぜかO2のプリペイドSIMは売ってくれなかった。LebaraはT-MobileのMVNOらしいので、お手軽に済ますなら、それもアリ。ただ、LebaraのSIMに私はたしか通信速度の不満を持ったので、今年は違う会社のSIMを使おうと思った。

ASCIIのTモバイルが強い! 欧州プリペイドSIM比較対決!【ドイツ編】という記事を見て、ここはぜひT-MobileかVodafoneのSIMを入手したいもんだと考えていた。ということで、今回は金曜の夕方にフランクフルトに着いて、そのまま市内のショッピングモールに直行した。

ちなみに、ドイツは閉店法なる法律があるか、あったか、の都合で、日曜にお店は閉まっているもんだと思っていたほうが無難。よって、SIMを含めて現地調達を楽しみたい向きは平日に着くようにしましょう。

向かった先のショッピングモールは、Skyline Plaza Frankfurt。フランクフルトの駅から徒歩圏内だったので適当に選んだ。まずはモール内にあるT-Mobileのお店に行ったが、英語がいまいち通じない店員さんかつ、プリペイドのSIMは在庫切れということだったので、今回は2軒隣のVodafoneへ。

Vodafoneの店員さんは、英語も通じる、日本に旅行で行ったことがあるという人で親近感が湧いた。プリペイドのSIMの在庫もあり。必要だったのは、名前が分かるものだけだった。名前が分かるものとしてパスポートを出したけど、今思えばクレジットカードで支払ったんだし、クレジットカードだけで良かったのかもしれない。
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商品は、CallYaというもので、€9.99で、750MBのLTE(ただし、速度制限付きっぽい)に加え、200分の国内通話とSMSが付いている。現地のお店とかホテルに電話をするため、僕は音声通話とかSMS付きのプリペイドSIMが好きなので、これに決定。追加で€19.99を支払って2GBのデータを追加しておいた。

SIMカード購入と同時に追加データを買うのは、こういったプリペイドSIMを操作するときに届くSMSは、現地の言語だったりして意味不明だから。SIMを買ったお店で、そのまま店員さんにケータイを操作してもらってチャージしたほうがトラブルが少なくて良い。

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VodafoneのCallYaは、カードからSIMを取り出すときに好きな大きさにできるステキ仕様だった。そんなわけで、いつも使っているSIMロックフリーのiPhoneを取りだし、店員さんに取り付けと追加データパックの設定をお願いした。iPhoneでは特にAPNの設定も必要無く、そのまま4Gで繋がった。