Kindleで英和辞典を使う

2010 年 1 月 30 日 yoshi コメント 10 件

Kindleには”The New Oxford American Dictionary”が標準でインストールされているので、洋書を読むときに単語にカーソルを動かすと英英辞典の検索結果が出ます。が、我々日本人としては、英和辞典(辞書)を搭載させたいのではないでしょうか。

そう思い、英辞郎のテキストデータを加工して.mobiにしたりはしていたのですが、とても便利なものが発売されました。東村ジャパンさんの「英辞郎 for モビポケット Ver.118」(1,890円)です。2010年2月末までの期間限定ながら、スーパーライト版(英辞郎+略語郎のみ)がDRM無しで付いてきます。

従来の英辞郎 for モビポケットは、DRMが付いていたため、東村ジャパンさんの会員向けサイトからダウンロードする前にデバイスのPIDを登録して、DRMの設定をしてからダウンロードする必要がありました。しかし、今回は試験的な試みなのでしょうか、DRM無しバージョンも提供されています。これで、KindleだけでなくBlackBerryなどの端末でも利用することが可能になっているのです。

このDRM無し版を開発されるにあたって、東村ジャパンの担当者様から何点かご質問(というか確認)をいただいたので、発売されて嬉しい気分です。従来DRM付きのコンテンツを販売していらっしゃった方が、DRM無しの販売にチャレンジするというのは、色々悩むところもあったと思います。DRM無しというメリットを、利便性という正しい方向でユーザが活用する流れになって欲しいですねぇ。

ちなみに、Kindleで「英辞郎 for モビポケット Ver.118」を辞書として利用するのは非常に簡単です。まず、KindleをPC/Macに繋いで、documentsフォルダにダウンロードした”Eijiro118SL-ND.mobi”をコピーしてやります。Kindleを取り外し、Home画面でMenuボタンを押して、[Settings]を選択します。すると、”Settings & Device Information”の画面になりますので、そこで再度Menuボタンを押します。そこで表示されるメニューから[Change Primary Dictionary]を選択すれば、辞書として使えるファイルの一覧が出ます。ここで、”Eijiro118SL-ND”を選択してやれば辞書として使えます。

あ、辞書は日本語フォントが無いと表示できませんので、拙作のフォントはっくを入れるのをお忘れ無く。

2010/02/01追記
Kindle DX (Global Wireless)で1月にフォントはっくを導入した方は、こちらから更新をしないと、辞書のポップアップの日本語が表示できません。

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Kindleで好みのフォントを使う方法(Mac編)

2010 年 1 月 24 日 yoshi コメントはありません

なかなか気が向かず時間が取れず、記事が書けずにいましたが、Kindle DX Global Wirelessも出たことですし、Kindleに元から入っているフォントと好みの日本語書体を合体させて、Kindleで使う方法の説明を書きます。

全体の流れ

Kindleで使うために好みのフォントを作るのは、とても簡単だったりします。(FontForgeというソフトを使うだけです。)
とはいえ、Macで快適に使えるFontForgeなどを見つけ出すのはちょっと面倒だったりしますので、そういうコツを含めて書いていきたいと思います。

  1. フォントの編集に使うソフトウェア、FontForgeをMac(PC)にインストールする。
  2. Kindleから元々インストールされているフォントを取り出す。
  3. フォントを好みに応じてマージ(合体)したり、太さの変更を行う。
  4. Kindleにインストールする。

Mac編なので、Windowsの方は適宜読み替えをしてくださいな。
続きを読む…

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Kindle DX (Global Wireless)対応のフォントとスクリーンセーバーはっく

2010 年 1 月 22 日 yoshi コメント 31 件

2010年2月1日更新
フォントはっくで、Sans SerifとSerifという2種類の書体をVLゴシックフォントにするようにしました。
本フォントはっく(の1/22版)を2回以上上書きインストールした場合に起こる問題を修正しました。
なお、この文章を見る前に本フォントはっくを導入した方は、もう一度インストールをしなおすことを推奨します。(アンインストールは不要です。)

お待たせいたしました。
1月19日に発売された、Kindle DX Wireless Reading Device (9.7″ Display, Global Wireless)に対応したUnicode Font Hack、おまけにスクリーンセーバーの入れ替えと、アンチブリック付きを作成しました。

これは何?

Kindle DX Wireless Reading Device (9.7″ Display, Global Wireless)に日本語が読めるUnicode Fontを導入して、ファイル名やブラウザなどで日本語が読めるようにするアップデーターです。また、スクリーンセーバーをお好みの画像と入れ替えることが可能になります。

これを導入できる人は、Kindle DX Wireless Reading Device (9.7″ Display, Global Wireless)、つまりKindle DXの国際版とか、International版とか、インターナショナル版と呼ばれる、日本でも3G接続できるものを持っていて、Kindle SoftwareのバージョンがKindle 2.3 (399380047)の人です。

このはっくを導入することで、フォントの入れ替えとスクリーンセーバーの入れ替えが容易に行えるようになります。また、Factory Resetなどをしてフォントが無くなっちゃっても、起動しなくなったりしない対策を、@ichinomotoさんのスクリプトを参考に入れました。fontsフォルダの中身を削除して再起動しても、無事に起動するかテストもしてあります。

導入方法

この記事をすぐに読んで、導入を検討していらっしゃる方は、届いて他のはっくを何も導入していない状態のはずです。他のはっくを導入済みの方は、アンインストールしてから、これを導入してください。フォントの設定を変えるものや、スクリーンセーバーの設定を変えるハックとは共存できません。

  1. まず、update_ufh_yt_install-kdxi.binをダウンロードします。
    ↑2010年02月01日に更新しました。
  2. KindleをPCやMacにUSBで接続し、コピーします。
    ルートに置いてください。(ルートというのは、KindleをUSBでコンピュータに接続したときに最初に出てくる、documentsとかmusicといったフォルダが並んでいるところです。)
  3. コピーを終えたら、正しい方法でUSBの取り外しをします。(いきなりケーブルを抜いたりしないこと。)
  4. KindleのHomeボタンを押し、Home画面でMenuボタンを押します。Menuから、Settingsを選択。”Settings & Device Information”の画面で、再度Menuボタンを押す。そのMenuで”Update Your Kindle”を選ぶ。
  5. Updateするかどうかダイアログが出るので、OKを選択する。
  6. Updateが始まり、再起動される。Updateに成功するはず。
  7. Home画面でMenuボタンを押します。Menuから、Settingsを選択。”Settings & Device Information”の画面の右下に、”Version: Kindle 2.3 (399380047) + UFH+SSDX 0.3y”と出ていれば成功です。
    ブラウザで、ja.wikipedia.orgに接続してみるのもアリでしょう。
    日本語で書かれたmobipocketのファイルを入れておくと確認が容易です。

フォントの入れ替えかた

このフォントはっくを導入すると、VLゴシックが入ります。

フォントは、USBでコンピュータに接続したときに見えるsystemフォルダの中にある、fontsフォルダに入っています。
日本語のフォントは、Serif_Regular.ttf、Serif_Bold.ttf、Serif_Italic.ttf、Serif_BoldItalic.ttfの4つです。
英和辞典を導入したときに、辞書ポップアップが日本語じゃないという報告をうけて、Sans SerifもSansもVLゴシックで置き換えるようにしました。
日本語のフォントは、Serif_Regular.ttf、Serif_Bold.ttf、Serif_Italic.ttf、Serif_BoldItalic.ttf、Sans_Regular.ttf、Sans_Bold.ttf、Sans_Italic.ttf、Sans_BoldItalic.ttfの8つです。
これらのフォントファイルを上書きすれば、好きなフォントをあなたのKindleで使うことができます。

ただし、Unicode対応のTrueTypeフォント以外のもので上書きしたりするとKindleが正常に起動しなくなることもありえるので、十分な注意の上、作業を行ってください。

他にMono〜というファイルもあると思いますが、これはKindleに元々入っているものです。
書体を好きに変えたい方用に、これらのフォントを上書きすれば良いようにしてあります。

ライセンスの関係で、Kindleに元々入っていたフォントを加工したものなど、有償のフォントとその派生物は、僕が皆さんに配布することができません。
皆さんがお持ちのフォントで、使用ライセンス的に問題がないものは、ご自身で導入していただけるようになっています。
また、Kindleの元々のフォントは、/system/fonts/backupの中にCaecilia_*.ttfとしてコピーをして取り出しやすくしてあります。このフォントと、お好みの日本語書体をFontForgeなどで合成すれば、アルファベットはKindleオリジナルで日本語はお好みの書体、という離れ業を行うことが可能です。僕はそうしています。
合成については、”Kindleで好みのフォントを使う方法(Mac編)“を参照してください。

スクリーンセーバーの入れ替えかた

USBでコンピュータに接続したときに見えるsystemフォルダの中、screen_saverというフォルダにgif画像が納められています。
824×1200ピクセルのJPG, PNG, GIF画像をこのフォルダの中に入れると、スクリーンセーバーとして勝手に利用されるようになるはずです。なります。
はず、というのは、僕はまだ試していないからです。入れかえをしてうまくいったら、このblogに書きます。
PNG画像ですが、フォルダに入れてからKindleをrestartしてみたところ、無事にスクリーンセーバーとして使えました。
元々フォルダに入っているものをバックアップしていただければ、使わない画像ファイルは消してしまってもかいません。また、元々フォルダに入っている画像は00〜といった具合に数字でファイル名が始まりますが、入れる画像のファイル名は数字から始める必要もありません。
なお、本はっくをアンインストールすれば、例えscreen_saverフォルダの中身を消していたとしても、Kindleの出荷時のスクリーンセーバーに戻ります。

アンインストールの方法

update_ufh_yt_uninstall-kdxi.bin
これをダウンロードして、インストールの手順と同じように、PCやMacにUSBで接続してコピーしてください。同じように、”Update Your Kindle”すると、アンインストールの後に再起動します。
USBで接続した際に、font.properties.prerestore, font.properties.restored, netfront.ini.prerestore, netfront.ini.restoredという名前のファイルが出来ていますが、これは物好きな人用のファイルですから、要らなければ消してしまってください。また、/systemの下にあるfontsフォルダやscreen_saverフォルダも要らなければ消してしまってかまいません。

よくある質問と答え

  1. もしこれで私のKindleが使用不可能になったら責任とってくれますか?
    免責:やってみてKindleが文鎮になっても私は一切の責を負いません。気が向けばサポートするかもです。
    一定のリスクはあることをするので、少なくとも説明などはちゃんと読んでから、はっくの導入をしてください。脅しましたが、99%の方は成功して幸せになっています。
  2. なんか、よく分からないけど変になった。
    上に、気が向けばサポートと書いたのは、これは私の仕事ではないので、よく分からない話につきあう時間が惜しいからです。
    私が問題を明らかにするための材料をちゃんと下さって、横柄でない方には、私も誠実に対応したいと思います。
  3. 手助け(サポート)はどうやって求めればいいの?
    この記事の下にあるコメント欄に記入して下さい。
    Twitterで私宛につぶやいていただくとチャットっぽく進めれて、サポートしやすいです。
  4. フォントが気に入らないんだけど
    フォントはご自分で入れ替えできます。フォントの作成に自信がない方は、このフォントが使いたいと言ってくだされば、私のほうで入れ替えのフォントを用意したり、検証をしたりすることもできるかもしれません。
    ただし、売り物のフォントは無理です。フリーなフォントでなければ、勝手に合成したり配布したりする上で問題があります。
  5. 次のKindle Softwareのアップデートのときはどうすればいいの?
    本はっくを一度アンインストールしてから、アップデートをしてください。アンインストールしてないと失敗するはず。
    でも、次のKindle Softwareでも、このハックが使える保証はありません。
  6. お疲れさん。
    ありがとうございます。
    Twitterでフォローしていただくのも嬉しいです。また、コメント欄に感想をいただくのも嬉しいです。
    このアフィリエイトのリンクから、Amazonで何かを買っていただけると、アフィリエイト報酬が貰えて、かなり嬉しいです。(リンクからKindleの本を買っていただいても、私は報酬が貰えないみたいです。)

    Kindle Wireless Reading Device
    Kindle DX Wireless Reading Device (9.7″ Display, Global Wireless)

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Kindle DX (Global Wireless)が届いた。

2010 年 1 月 21 日 yoshi コメント 2 件

Kindle DX (Globai Wireless)、つまりキンドルDXの国際版が1月19日出荷で発売されました。

もちろん、Kindleを含むガジェットを愛する僕ですから、ふらふらっと予約をしてしまっていたのです。
19日に出荷のメールが届いてから、UPSのデリバリーステータスをこっそり楽しみに見ていたのですが、ついに届きました!

ということで、例によってアンボックスの儀です。
たぶん、多くの人が2とDXの比較を書くでしょうから、僕はDX (US版)との比較と、Kindleハックを中心に書いていきたいと思います。

箱が届くと、いつもと変わらぬKindleの箱です。今回気づいたのですが、Amazon.co.jpでもやってるフラストレーションフリーパッケージということでした。そうそう、Kindleのバーコードって日本でも最近見かけるデザインバーコードなんですよね。

さくさくっと開けると、初めてKindleを手にしたときに貼ってあるプラの保護シートに印刷されているのじゃないかと驚いた、初期画面が見えます。初期画面が、ちょっと変わっている気がしたのは気のせいですかね。
本体をどけると、簡単な説明書と、USBケーブル、それからACアダプタが納められているのが見えます。ACアダプタは、これで3個目なので、箱から出してもいません(笑)

速攻、裏蓋を剥がしてみましたが、同じくZIFコネクタが見えます。これで安心してシリアルコンソールハックが楽しめるというものです。なぜか、ZIFコネクタは解放された状態で届きました。これは、Amazonが、君はどうせハックするんだろって言いたいのだと勝手に解釈しておきます。(笑)

ファームウェアについてですが、Kindle DX(US)の最新版と変わらぬ、2.3(399380047)でした。さっさとフォント導入はっくを入れてみることにします。が、とりあえずそれは別の記事に。

恐らく、Kindle DX(International)は、Kindle DX(US)と変わらぬハードウェアと思われます。たぶん、3Gモデムが違うくらいかな。あと、外観上は、裏側にTELEC(技適)のマークが入っていることですね。

駆け足でさくさくっと解説しましたが、僕はさっさとはっくをしたいのです。短くてごめんなさーい。

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hbstudy #7で喋ってきた

2010 年 1 月 17 日 yoshi コメントはありません

知り合いが代表者をしている、株式会社ハートビーツが主催する「インフラエンジニア勉強会hbstudy」に、ここ2回参加させていただいているのだが、今回は喋る機会をいただきました。

Google API GURUの方が居て、僕的にかなり興味津々。帰り間際にお願いして慌てて写真を撮ったので、ちょいブレてるけど、背中で語っていただきました。
後でピースサインしている人はプライバシー保護のため、隠しておきました。(笑)

今回は「システムの命綱、バックアップ(仮)」と題して、Amandaの話をさせていただきました。
まとめるとこんな感じ

  • 「Google App Engineの勘どころ」の話は面白かった。GAEにムラムラっときた。
  • 参加者は前回の倍で、みんなGAE話目当てかと思ったけど、バックアップの話を聞きにきてくれた人も結構居て助かった。
  • こんなにAmandaがマイナーだとは思わなかった。みんなshell scriptでやってるのね。
  • やっぱ、rm -rf 事件はあるんだ(笑) そんときゃ笑い事じゃないけどね。
  • 「突貫工事は事故のモト」は結構ウケたみたい。
  • ペース配分失敗した。これはかなり反省中。でも、良い参加者の皆様に助けられて、良い質疑応答ができた。
  • さすが、インフラエンジニア、みんなLVM snapshotとかしてるのね。
  • Amandaユーザ会作るかという話が。アリかもしれない。
  • Google API GURUの人がいた。GAEにムラムラきたのもあって、目指したいと思った。

発表のときのスライドはちょいと手を入れて、どっかにアップすることにします。

2010/01/17 17:16追記
喋ってた間のつぶやきをまとめて下さってました。
http://togetter.com/li/3392

http://sites.google.com/site/devreljp/Home/api-expertを見ていたのだけれども、相当に狭き門でした。目指すの無理っ^^;

2010/02/05 15:21追記
喋ってたことをメモして下さった方(torazukaさん)がいました。
hbstudy第7回「システムの命綱、バックアップ(仮)、Google App Engineの勘どころ」へ行ってきた

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