Steve Jobs とプレゼンテーション


なんだか先日のエントリではすっかり毒を吐きまくってしまったが、とても面白いblogを読んで
改めてSteve Jobsのファンになってしまった私である。
スティーブ・ジョブズ氏は、Wikipediaを見るまでもなくApple社の創業者であり、いろいろと
渡り歩いた末に再びApple社のCEOをしている例の人物である。

「現実歪曲空間」とまで称されるプレゼンテーションの素晴らしさ、ライバル企業の経営者をも惹き付ける人間的魅力で知られている。

とWikipediaにあるが、
Life is beautiful: スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル
を見て、Jobs氏のプレゼンのムービーを見たのだが本当にすばらしいと思った。
ほとんどのプレゼンは、文字がびっしり書かれたPowerPointの印刷物が配布されて
それと同じ画面がスクリーンに表示されて、その内容をプレゼンする人が喋るだけの
印刷物さえ入手できれば本編には用が無いものになってしまっていると思う。
それに対して、このJobs氏のプレゼンの特徴は、

(1)文字が極めて少ないこと、
(2)画像が効果的に使われていること、
(3)ほとんどの情報は文字ではなく、スティーブ・ジョブスの口から伝えられること

と件のblogにも書かれている通り、Jobs氏がほとんどの情報を口頭で喋っていて、
Jobs氏のプレゼンに合わせて背景のプレゼンテーションの画面がさくさくと切り替わっていく。
素晴らしい。 Jobs氏のプレゼンでも多発されていたが、”Fantastic”だ。
とても有能なスライド担当と、入念なリハーサルが必要なんだろうけれども、見ている人を
ひきつけるモノがあるように感じられる。
英語で喋っているのだけれども、内容が分かるし、頭に残る。
これってすごいですよね。iMac欲しくなってしまいました。
そんなJobs氏の新型iMacのプレゼンはここにあるので見てみてください。