雇用と結婚について考えた一日


1月からちょっと間が空いたのだけれども、お見合いをしてきました。
今回の相手は、同業の人。プログラマをしているそうだ。
しかも、海外旅行好きということで、話がとても合った。
その人は、別にエンジニアリングだとかハックが好きなわけではなく、給与が良くって
雇用が活発だからプログラマをしているということで、僕がソフトウェア屋さんをした
きっかけとは違う理由でエンジニアを職業に選んでいる人だった。
でも一流企業で誰もが知っているようなサービスのコーディングをしているわけで、
日本のソフトウェア開発のほとんどはこういう理由で職業選択をしたひとがしているの
だろうなぁ、と考えさせられたり。
僕は反復を苦手とする性格で、同じ事を何度もするのは嫌いだったりする。
もちろん仕事で、同じ事を何度もしなければいけないというのは日常だったりするの
だけれども、それを決して好んでしてはいない。
(これを「マグロ型の人」と呼ぼう。泳いでいないと死んでしまうから。)
たぶん、僕が雇用したいと積極的に感じるのは「マグロ型の人」だったりするのだけれども、
でも「マグロ型の人」は反復が苦手だったりする。
上に書いたように仕事では日常的に反復が要求される中では「マグロ型の人」が能力を発揮する
場所よりも、「事務仕事をきっちりこなす人」が能力を発揮するシーンがほとんどったりする。
と、仕事的には、「マグロ型の人」をたくさん雇うよりも、「事務仕事をきっちりこなす人」を
たくさん雇った方がいいんだろうなぁ、と考えさせられた。
それから、結婚する相手なんだけれども、僕が結婚する相手に何を求めているのかが
分からなくなった。
僕は諸般の事情で、結婚する相手がとある特定の仕事をしている人だと、僕と奥さんの
人生のリスクヘッジができたりして良いと思っているので、相手を探すときには、
できるだけその職業の人ということを考えている。
(もちろん他に優先される事はいっぱいありますよ。)
でも、同業の人だったり、趣味がおなじだったりすると、こんなにも簡単に共通の話題を
見つけ出すことができるわけで、そういうのも悪くないなぁと考えさせられたりも。
雇用する相手に何を求めるのか、結婚する相手に何を求めるのか、ぐるぐる考えさせられた
一日でした。


–2007.3.19追記–
「尖った人」と書いていたけれども、なんだかしっくりこなかったので、
「マグロ型の人」に表現を改めました。