ライブドアでふと思ったこと


今しがた、父親から、「お前まさかライブドアの株を持ってなかっただろうな!」という電話があった。
「そんなもん買って心中するほどアホな息子ではありません。」と返事をしておいたが、ふと思ったこと。
7,000億にものぼるライブドアの時価総額のほとんどは、堀江氏に騙されてライブドア株を
買ってしまった人のお金だったわけで。
損した人のお金を合算すると、たぶん7,000億以上なんでしょうね。
で、7,000億も集まるくらいなんだから、そりゃその途中でおこぼれに預かって、無職ながらにして
数十億を持つ人が現れてもおかしくないなぁ、とかふと思ったのである。
その人がインサイダー情報でも掴んでいなければ、宝くじのような運なんだろうけれども、宝くじ
よりももっと高い確率で当選できたんでしょうね。
マネーゲームとは虚しいものだな、とは思う一方で、そのお金の1%でもあれば、今の仕事をもっと
創造的に広げることができるのになぁ、などと思った。
ところで、今回のライブドア騒動で、「騙された」と言っている人を多数見るが、「騙した」ことは悪い
ことですけれども、ころりとひっかかった方も悪いのですよ。
株の投資運用なんて自己責任。ちゃんと会社の中身も推し量らずに買っちゃだめですね。