big drive (48bit LBA)へのWindowsの対応状況


うちに転がっているマシンにWindows 2000を再インストールしようとしたところ、200Gのdiskが積んであるのに130Gしか見えない問題を発見。
んで、BIOSの問題を疑ってみたのだが、SP3以降じゃないとだめなのではないかというアドバイスを得た。
というわけで、SP4適用済みのboot diskを作るべく悪戦苦闘したのだが、なんと便利なツールがあるではないか。
SP+メーカー
んで、試してみたのだが、SP4当てたinstall discでも130G以上見えないっす。
というわけでぐぐってみたところ、
Windows 98 SE 未対応
Windows 2000 SP3以降対応(ただしインストール時は不可)
Windows XP SP1以降対応
Windows 2003 Server 対応
ということでした。
んで、困ったなーと思っていたら、家にXP Proが転がっているのを思い出してトライ。
結果、一発で200G見えました。最初からそうすりゃよかった…という話です。
でも勉強になった。最近、新しい互換機の知識が足りないからなぁ。。。


ついでにtoolを使えば簡単だったのだが、手動でする方法を調べて実践してみたので、書いておく。
Windows 2000のCD-ROMの内容を全てファイルをdiskにコピーする。
とりあえず、c:\Windows2000ってのを作ってコピーしました。
要らないと思ったのでNEC98を僕の場合は除外しました。
http://www.asia.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp4/download.asp
ここからSP4をダウンロード。
保存した、W2KSP4_ja.EXEを/xオプションを付けて起動すると、展開先を聞かれるので、c:\sp4とかに展開。
cd \sp4\i386\update として
update -s:c:\Win2000
すると、窓が開いて「統合インストール」とやらをしてくれる。
んで、bootbleにするためのtoolをdownloadしてくる。
http://www.goldenhawk.com/ からCDRWIN 3.9G
http://cdmage.orcon.net.nz/frames.html からCDmage
CDRWINを起動して、Extract Discを選択する。(上段左から3番目のボタン)
Image Filenameをc:\2korg.isoとかして、Reading OptionのRawのチェックを外しておく。
次にCDmageを起動して、さっき作ったisoと一緒に作成されたcueファイルを開く。
で、save boot imageを選択して、section, boot entry共にdefaultのままで、boot_org.imgとか名前をつけて保存。
今度はCDRWINを使って、吸い出したboot imageとSP4適用済みのファイルをまとめてCDに焼くためのimageを作る。
上段左から4番目のボタンを押す。
“Build an ISO9660 / UDF image file”を選択。
Filename欄にc:\Win2000と入力し、Addを押す。
OptionはInclude Hidden Files, Long File Name, Include System Files, Recurse Subdirectoriesの4つを選択。
Image File欄に例えばc:\2ksp4.isoと入力
Disable Version Numbersをチェックして、Advanced Optionsをクリック。
Volume LabelにW2PFSP4_JAとか入れて、Bootable Discタブを選択。
Make Bootable Discにチェックを入れる。Mode EmulationをCustomに。
Image File Name欄にc:\boot_org.imgと入力。
Developer NameをMicrosoftCorporationと入力。
Load Segmentは07C0のまま、Load Sector Countは4にする。
最後にSTARTを押す。