kobo Touchをバラしてみた


突如、楽天から発売された電子書籍端末、kobo。僕も本を読むためではなく、バラしてみるために購入してみました。
blogには書いてませんが、実はSONY Readerを買うくらい電子書籍端末好きのytsuboiです。
買ったのはコレ。ブラックの本体とブックカバーです。

で、さっそくアクティベートしてみようとしたのですが、発売初日のせいかサーバに接続することができず、困ったことに。
仕方がないので普通に使ってみる前からバラして楽しむことにしました。

ということで、koboのバラしかた。
koboを裏返して電源スイッチの近くの角、写真のピンクの円で囲んだあたりに本体をねじるように力をかけると、裏蓋のフチがパカっと浮きます。
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後は要らない樹脂のカードなどを差し込んで、中でかみ合っている爪をパキパキと外していけば分解できました。
拍子抜けするくらい簡単、ものの数秒〜数十秒で壊さずにバラすことができました。

で、いよいよ内部。こんな感じになっています。
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一番最初に目を引いたのはmicroSDソケット。どうやら2GBのmicroSDが挿されています。
micro SDの近くにCPUとDRAMと思しきチップが載っていましたので、寄って写真を撮ってみました。
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kobo TouchのCPUは、FreescaleのMCIMX508CVM8B、DRAMはSamsung K4X2G323PC-8GD8でした。
つまり、ARM Cortex-A8のCPUに、256MBのメモリ。Flash容量はmicro SDを見る限り2GBです。

2012年7月24日追記—
どうやら、私のKoboに搭載されていたi.MX508というCPUのGPU機能無し、MCIMX507CVM8Bというi.MX507なCPUが搭載されたKoboが届いた方もいらっしゃるらしいです。
ということで、中のソフトウェアはGPUアクセラレーション、GPU2Dv1とかOpenVGは使って無くて、使っていてもePXP(enhanced PiXel Processing Pipeline)だけっぽいですね。
Koboで本を読んだことが未だ無いのでモッサリかどうかは良く分かりませんが、モッサリっていう評判ですねぇ。

ユーザが使える領域は1GBほどということですので、microSDの容量の1GBぶんは恐らくシステム領域なのでしょう。
ということで、microSDをソケットから取り外し、手元のMacでddしてファームを吸い出しておきました。
これで何かやらかしても大丈夫。

と思っていたら、Twitterでいつも遊んでいただいているをぢさんからステキな情報が。


ということで、バラして取り出したmicroSDをお手元のLinuxマシンでmountしてinetd.confを書き換えるという荒技を使わなくとも、お手軽にhackできるっぽいです。

ちなみに、microSDを外す前にシリアルコンソールはどこだと思って探したところ、ありました。
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めっちゃ親切にシルクでTX, RX書いてあるし!
ということで、kernel hackしたりして遊ぶこともできますね。念のためにVCC電圧を測ってみたところ、バッテリ駆動らしく3.2Vでした。
ということで、FTDI Basicの3.3V版を繋いだりすればシリアルコンソールもゲットです。
TXにオシロ当ててないので電圧は確認してからにしてくださいねー!

なお、koboはrootのパスワードが無いそうです。

あまりにも簡単にいじれすぎて、むしろテンションダウンしたので、ここらへんで私は蓋を閉じました。

あ、肝心のkoboの質感とかですけど、まー8,000円なりです。
ちょっと丁寧に作った中華Androidタブレットみたいな質感と言えば良いのでしょうか。
マンガを買って、電子書籍端末で読みたいとかそういう人には値段も手頃で良いんじゃないですかね。

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