Mojaveに行って来ました。


人工衛星を上げたい、と思って「はんだづけ1号」というプロジェクトをしているのですが、
そこで使わせていただこうかと思っているキットにTubeSatというものがあります。

これは、アメリカのカリフォルニア州モハーベ(Mojave)にある、Interorbital Systemsという
会社が$8,317で打ち上げ込みで売っているキットです。
ですが、8,317ドルって、円高の今だと70万円くらいですよね。
本当に打ち上げてくれるのだろうかと疑問に思って、Mojaveの同社に行ってきました。

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仕事の都合で、同じカリフォルニアのサンフランシスコ(というかシリコンバレー)に行きたい
と思っていたので、シリコンバレーにあるSunnyvaleからMojaveに行きました。
ちなみに、滞在していたSunnyvaleとMojaveの位置関係はこんな感じです。

拡大すると、こんな感じ。

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Google Mapで見ると312マイル≒500kmという長距離で、アメリカの国内線に乗ることを
検討していたら、シリコンバレーの友人が車で乗せていってくれました。本当に感謝です。
ちなみに、その友人もCESに出展するためにラスベガスに行く際に通ったことはあるけれども、
Mojaveに泊まったのは初めてのことだったそうです。

まず、Sunnyvaleを出発してすぐに、サンタクララにあるIntel本社が見えてきました。

そのまま走っていくと、だんだん何もなくなり、山間というか、丘陵地帯を走り抜けていくことになります。
友人曰く、大抵はもっと茶色の景色らしいのですが、雨が降っていたせいか緑豊かな光景が広がっています。

そのまま走っていくと、ずーっと畑のエリアに突入。
めちゃくちゃ広い畑です。映画で農薬をヘリやセスナで撒いていますが、まさにそんな畑でした。

途中で休憩を挟みながら約5時間後、ベーカーズフィールドという街を通過します。
ここには油田があるらしく、畑の中に所々ポンプを見かけました。石油の街として比較的有名らしいですね。
私は、X-Fileかなにかで見たのか、ベーカーズフィールドという名前を基地の街として記憶していました。

さらに進んでMojaveに近づいていくと、風力発電が!
すごい数の発電機が並んでいて驚愕でした。また、南下しているのに雪が!風も冷たくなってきています。

そうして走っていくと、ついにMojaveに着きました。遠くに飛行機がたくさん見えます。
しかし、本当に砂漠で、凄い場所でした。Mojave編については後ほど。

あ、最後に、僕の人生初の砂漠だったので、砂漠にダッシュしてきました。
砂漠というとサハラ砂漠みたいなものを想像しますが、意外と植物が生えていたりするんですね。