Snow Leopardでadbとddmsを使う


しばらくAndroidをいじってなかったのだけれども、HT-03Aを手に入れたので、ちょこちょこいじった。

SDKをインストール

まずMacでAndroidをいじれるように、SDKをインストールします。android-sdk-mac_x86-1.6_r1の例です。
adbコマンドやddmsを使うことで、HT-03Aにアプリをインストールしたり、ファームを入れ替えたり、スクリーンショットを撮ることが可能になります。

インストール自体は簡単で、デベロッパサイトに接続して、Android SDKをダウンロード。都合が良い場所に解凍するだけです。
私は自分のホームディレクトリに置きました。

HT-03側の設定

はじめてHT-03AをMacにUSB接続したのだけれども、いつものようにadbコマンドをタイプしてもデバイスを検出できませんでした。
で、設定をよく見ると、USBデバッグにチェックが入っていなかった。

USBデバッグモードをONに

adbの使い方

$ cd android-sdk-mac_x86-1.6_r1/tools/
$ ./adb devices
List of devices attached
************   device

といった具合に、デバイス(HT-03)が接続されていれば成功です。

ddmsの使い方

私はSnow Leopard (Mac OS X 1.6)を使用しているのですが、ddmsがエラーを吐いて動きませんでした。
ddmsはスクリプトですので、ちょっとした修正を行います。
ddmsを適当なエディタで開き、元のos_optsとある行をコメントアウトして、以下の様に変更します。

if [ `uname` = “Darwin” ]; then
#    os_opts=”-XstartOnFirstThread”
os_opts=”-XstartOnFirstThread -d32″

また、.bashrcに以下の環境変数を追加します。

export ANDROID_SWT=~/android-sdk-mac_x86-1.6_r1/tools/lib/x86

これらの設定を行えば、ddmsが使えるようになります。

$ cd android-sdk-mac_x86-1.6_r1/tools/
$ ./ddms

とすると、ddmsが起動します。
ddmsのスクリーンショット
このようにスクリーンショットの取得も可能です。

HT-03Aのrootを奪取


あっちこっちの方がblogに書いていらっしゃいますが、HT-03Aのroot権限を手に入れる方法を調べたのでメモ

  1. setupsu.askを手に入れてインストール
    普通にHT-03AのブラウザにURLを入力してダウンロードすればインストールできるはず。
    http://cloud.github.com/downloads/nagamatu/SetupSU/setupsu.apk
    すると、busyboxのインストールに成功したというメッセージが出るはず。
  2. MacとUSB接続して、
    adb shell
    として、shellを起動する。
  3. suしてrootになる。
    /system/xbin/su
    というコマンドを入力する。プロンプトが$から#になることで確認できます。
  4. /systemをrwで再度マウントしてcd。
    mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system
    cd /system/bin
  5. suコマンドにsymbolic linkを張っておく
    ln -s /system/xbin/su su
  6. busyboxを使えるようにsymbolic linkを張る
    ln -s /system/xbin/busybox mkswap
    ln -s /system/xbin/busybox swapon
    ln -s /system/xbin/busybox swapoff
    ln -s /system/xbin/busybox free
  7. 4でrwでmountしたのをリードオンリーに戻す
    mount -o remount,ro /dev/block/mtdblock3 /system

この手順で今後、suしてrootになることができます。

TSUTAYA BOXにVeriFone


先日、TSUTAYA BOXという自動レンタル機が近所に設置したという話を書いたのだけれども、追加で気づいたことがあった。
レンタルするときに、カードを擦って、暗証番号を入力するのだけれども、そのキーパッドが洋物っぽいなーって思っていたのです。

先日再度空いているときに見てみたら、VeriFoneのVx700と型番が書いてあった。
TSUTAYA BOXのレンタル機はNCRが作っているみたいなので、海外のカード決済装置を使っているのに納得。
vx700
VeriFoneはカード決済端末を作っているメーカーなので、決済端末をうまく組み込んで流用しているんだろうなと思っていたのだけれども、どうも組み込み用の装置があるみたいでした。

ICANNが米商務省傘下から独立へ


インターネットのドメインやIPアドレスといった資源は、ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)という非営利団体が管理しています。
で、そのICANNは、今までアメリカの商務省の参加、つまりアメリカ政府の息がかかっていたのです。

が、2009年9月30日、「独立機関として、いかなる単一の組織にも支配されない」という合意を商務省と結んだそうです。
http://www.icann.org/en/announcements/announcement-30sep09-en.htm#affirmation
これでインターネットガバナンス(統治)は、名実共に国家から独立したことになります。

ピンとこない方も多いでしょうが、かなりのビッグニュースです。

TSUTAYAの自動レンタル機が登場


オフィスの近くにあるビルの一角に、ツタヤの自動レンタル機が登場した。
TSUTAYA BOXという名前らしい。

都内では地下鉄の駅などでたまに見かけますが、TSUTAYAのは初めて見ました。
オフィスから徒歩圏内にはレンタルがなかったので、便利そう。24時間営業だしね。
http://tsutayabox.jp/から予約もできるようになるみたいなのですが、サイトはまだオープンしてません。

レンタルするのにツタヤの会員カードが必要だろう、と思っていましたが不要でした。
借りたいDVDやBlu-rayをタッチパネルで選択したあと、クレジットカードを通して、カードの暗証番号入力でレンタル完了。
24時間300円とかです。決済が終わった後、Tカードを持っていれば、Tカードを通すことでポイントも溜まります。

明細はメールでおくられるようになっていました。
まだツタヤのWebにも載っていないので試験サービスなのかなぁ。