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Kindle DX (Global Wireless)が届いた。


Kindle DX (Globai Wireless)、つまりキンドルDXの国際版が1月19日出荷で発売されました。

もちろん、Kindleを含むガジェットを愛する僕ですから、ふらふらっと予約をしてしまっていたのです。
19日に出荷のメールが届いてから、UPSのデリバリーステータスをこっそり楽しみに見ていたのですが、ついに届きました!

ということで、例によってアンボックスの儀です。
たぶん、多くの人が2とDXの比較を書くでしょうから、僕はDX (US版)との比較と、Kindleハックを中心に書いていきたいと思います。

箱が届くと、いつもと変わらぬKindleの箱です。今回気づいたのですが、Amazon.co.jpでもやってるフラストレーションフリーパッケージということでした。そうそう、Kindleのバーコードって日本でも最近見かけるデザインバーコードなんですよね。

さくさくっと開けると、初めてKindleを手にしたときに貼ってあるプラの保護シートに印刷されているのじゃないかと驚いた、初期画面が見えます。初期画面が、ちょっと変わっている気がしたのは気のせいですかね。
本体をどけると、簡単な説明書と、USBケーブル、それからACアダプタが納められているのが見えます。ACアダプタは、これで3個目なので、箱から出してもいません(笑)

速攻、裏蓋を剥がしてみましたが、同じくZIFコネクタが見えます。これで安心してシリアルコンソールハックが楽しめるというものです。なぜか、ZIFコネクタは解放された状態で届きました。これは、Amazonが、君はどうせハックするんだろって言いたいのだと勝手に解釈しておきます。(笑)

ファームウェアについてですが、Kindle DX(US)の最新版と変わらぬ、2.3(399380047)でした。さっさとフォント導入はっくを入れてみることにします。が、とりあえずそれは別の記事に。

恐らく、Kindle DX(International)は、Kindle DX(US)と変わらぬハードウェアと思われます。たぶん、3Gモデムが違うくらいかな。あと、外観上は、裏側にTELEC(技適)のマークが入っていることですね。

駆け足でさくさくっと解説しましたが、僕はさっさとはっくをしたいのです。短くてごめんなさーい。

Kindleのシリアルコンソールをきれいに引き出してみた


以前、「Kindleのシリアルコンソールを奪取」というエントリを書きましたが、Kindleから信号を取り出す際に端子を頑張って押しつけるという面倒なことをしていました。

端子のすぐ上にZIFコネクタが付いているので怪しいなとは思っていたのですが、シリアル端子が出ているZIFのピン番号の情報をインターネットで見つけることができたため、ZIFコネクタからシリアルを取り出すことにしました。

シリアルが出ているピンは、amazon kindleというロゴが読める方向でZIF端子を見て、左から
1番がGND (40番もGND)
4番がTxD
5番がRxD
となっています。
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Kindleのシリアルコンソールを奪取


フォント導入はっくをしていて、Kindleが、”Repair Needed”と表示されて正常に起動できなくなってしまった方からご連絡をいただいた。なんとなく申し訳なく思うし、技術的に興味があるので追求してみることにした。

幸い、KindleをPCにUSB接続するとマスストレージとして認識はするらしいので、ファイルは書き込めそうなのだ。で、最初、問題を修正するスクリプトを作ろうと思ったけれども、スクリプトをKindleの起動時に実行させる手段がない。

ということで、Kindleにシリアルコンソールで乗っかる方法がないだろうかと思って調べた結果、見つかった。NASだけじゃなくて、Kindleもシリアルコンソール出てて本当に助かった。

ということで、ググりまくって集めた情報を基に、シリアルコンソールでbootlogというかブートメッセージまでは見ることに成功した。
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Mac OS X (Snow Leopard)でSerial Console (シリアルコンソール)


MacでもPCでも、最近はシリアル(Serial)端子を見かけなくなってしまった。
僕も昔は仕事マシンはWindowsを使っていたのだけれども、最近はMac一辺倒だし、ネットワーク機器の設定をするにも、KindleやNASなどの組み込みLinux機器をはっくするにもシリアル端子が命なので、Macでシリアル通信をできるようにしてみた。

まずはUSBシリアルアダプター

下調べをしたところ、秋月電子通商が売っている「FT232RL USBシリアル変換モジュール」っていうモジュールが950円と安かった。モジュールなので、組み込みLinux機器に接続するためなどに使うのが吉。TTLレベルでシリアル通信をしようとすると、家電量販店などで売っているケーブルを改造するか、こういうモジュールを買うかを選択することになる。
Webサイトや説明書には、Windowsのドライバのことしか書いて無かったけれども、チップを作ってるFTDI社がMacやLinuxのドライバを配布してくれているので、安心。
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Kindle 2の分解


フォントはっくを導入して、KindleをいじっているうちにKindleが起動しなくなった方から連絡をいただいたので、なんとか復旧できないかと下調べをしてみました。
たぶんシリアルでKindleに接続して、シリアルコンソールに乗っかれば中身をいじれるはずだということで、まずはシリアル端子を探してみました。


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