TurbolinuxでMicrosoft Office


実用になるか「Linux上でWindowsアプリ」—ターボリナックスが次期版に搭載へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050921/221528/

ターボリナックスは9月21日,フィリピンSpecOps Labsが開発したソフトウエア「David」の独占販売権を締結したと発表した。Davidは,Microsoft OfficeやInternet ExplorerなどのWindowsアプリケーションをLinux上で動作させるソフトウエア。オープンソースのWineをベースにしている。ターボリナックスは11月に発売するデスクトップLinuxの次期版にDavidを搭載する。

という記事が出ていた。
Turbolinuxのプレスリリース
日経産業新聞にも同じ様な内容の記事が掲載されており、これのコードネームは”FUJI”らしい。
Wineは知っていたが、Davidというのは初耳だ。
日経産業の記事によると、価格は1万5千円前後の予定でオフィスユースやプレインストールを狙う
といったことが書かれていたと思うのだが、この価格じゃ売れないだろうなぁと思うことしきり。
#1万5千円ではMicrosoft Officeを同梱して販売できないだろうという前提で考えている。
Turbolinuxには知っている方も居るので、ぜひ苦言を呈してみようと思うのだが、
Windows XPがパッケージで2〜3万円、OEMだと1〜2万円で買えるのにわざわざOfficeしか
動作しなさそうなものを一般ユーザが購入しようと思うのだろうか。
一方で、Linuxいじるのが楽しい人、Linuxをデスクトップに使おうと思う人はWineを自分で
インストールしてしまうだろうし、わざわざ1万5千円出してまでLinuxでOfficeをという人は少数派だろう。
と考えると、新しい需要を大きく喚起できるとは到底思えないし、ぱっとしないまま終わる気がする。
じゃあ、いくらなら売れると思うかと聞かれれば、私なら2,800円かなぁ。
ネタで買って使ってみる気がする値段ですね。技術書1冊分ということで。
でも、Linuxなのでちょっと…