EV(電気自動車)で筑波まで行ってみた。


たまには毛色の違う話を。

ちと、Twitterお友達と、秋月電子通商の八潮店に行ってみたいって話でもりあがりまして、ついでに気になっていたFPGAカフェさんにも行ってみようということになりました。
どちらも、つくばエクスプレスの沿線ですので、電車で行くこともできるのですが、台風も近づいていることですし、車で行きたいなーと思った次第です。
で、先日カーシェアリングのアカウントを作ったところだったので、カーシェアリングで車を借りて、かつ、せっかくなのでEV(電気自動車)を借りて行ってみることにしました。
借りたのは i-MiEV という車です。

で、いろんなことが分かりましたし、僕も乗るまで知らなかったことが多かったり、Twitterでちょろちょろ呟いていたら聞かれたこともあったので書いておきます。

スピード出るの?


はい、ぼちぼち出ます。アクセルへのレスポンスは悪くありません。
時速何kmとは言いませんが、高速道路で交通の流れを乱すことなく、スムーズに走行をすることが可能でした。

ちなみに、エンジン音はありません。モーターの音のみです。
高速道路を走っていると、モーターかギアボックスからヒューンというかん高い音がしますが、それだけです。
たぶん近づいてこられても気付きません。ステルス車ですw

航続距離は?


「JC08モード」とかいう測定方法の規格があるみたいなのですが、それによるとグレードGで180Km、グレードMで120Kmとのことです。
が、この数字、ノートパソコンの稼働可能時間ばりに当てになりません。

車を借りた千代田区からFPGAカフェさんまで約70Kmの道のりでしたが、満充電の状態で出発したものの、FPGAカフェさんの近くで航続距離が5Kmを切りました。
ということは75Km程度しか走破できないことになります。恐らく、高速道路で走っていったためだと思われます。
高速道路を走行すると燃費が良くなくなると聞いたのでエアコンを切った状態、昼だったのでヘッドライトは点灯していない状況でした。

帰りは約80%充電の状態で出発しました。行きが100%の状態で残り5Kmだったため、同じ方法では帰れないと判断し、一般道で帰りました。
同じくエアコンを切って、夜だったのでヘッドライトは点灯した状態で、一般道をEcoポジション(出力を抑えて電力消費をセーブするモード)で走ったのですが、帰り着く直前に走行可能距離の表示は0を切りましたorz

写真右のkmの下の表示が”—“になっていますが、通常時は、ここに推定の走行可能距離が表示されています。
ここの表示が神田神保町あたりで”—“になって、電池切れで道路で停車するんじゃないかとヒヤヒヤしました。

充電はどうやってするの?

充電には2通りの方法があります。通常の充電と急速充電です。

通常充電


借りたi-MiEVには充電用のケーブルが搭載されていました。
中身を撮るべきでしたが、袋の写真しか撮ってませんでしたorz

給油口のところに、こんなコネクタがあります。

こんな感じに充電します。

このケーブルを100Vか200V(20A)のコンセントに刺せば充電できます。が、問題は充電時間です。
i-MiEVの場合、100Vで充電時間は14時間、200Vで充電時間は7時間となります。
お家で夜間に充電なら200Vのコンセントを用意すれば十分でしょう。

急速充電


急速充電は、30分で80%までの充電を行うことが可能です。(安全対策で80%までとしているそうです。)
急速充電が可能なのは、こんな装置があるスポットのみです。

急速充電は使用するコネクタが異なり、i-MiEVの場合、車の反対側にコネクタがあります。

これは、つくばの日産ディーラーさんに設置されていたものですが、充電をお願いすると525円かかります。
担当者さんから聞いた話ですが、電気は売れないので「急速充電使用料」という設備使用料となっています。

ちなみに、このスポット、

こんな高圧、高電流で充電を行います。充電中、装置の中で電圧を変換しているからか、高周波音がします。
また、バッテリが熱を持つそうで、車からはファンの音がしていました。
360Vを給電するだけあって、恐らくキュービクル(高圧受電設備)を置いてあるような施設にしか急速充電機は設置できないでしょう。

充電出来る場所


ここまで書けば、電磁気学をある程度ご存じの方は推測がつくでしょうが、外出先で数時間の間に充電できるような設備はそうそうありません。
出かける前に、航続距離のことを考えて、つくばの充電できる場所をネットで調べておいたのですが、充電できると書いてあっても、普通充電(200Vのコンセント)がある場所ばかりです。
ちなみにつくばのディーラーさん(三菱さんや日産さん)でも、普通充電設備しかないところがほとんどでした。
急速充電機がある場所は非常に限られています。

最近では高速道路のサービスエリアにEV用の急速充電機が設置されている場所もあるのですが、東京と筑波の間の常磐道には設置されていないそうです。

まとめ


私が借りたi-MiEVは旧型ですし、電池が劣化していた可能性もありますので、新しい車ではそうではないかもしれません。
と前置きはしておきます。

そのうえで感じたことは、

  • 乗った感じは概ね良い。軽ナンバーだけど普通の軽より良いかも。
  • 街乗りには便利。ガソリン代もかからないし、ガレージに200V 20Aのコンセントを付けるだけでいい。
  • EVで市外(下道で片道30分圏内)から外に出てはいけない。
  • 充電スポットは無いものと思え

といった点です。
ディーラーさんによると、けっこう売れているらしいので、奥さんの買い物用の車には良いかも知れません。

私が車をEVにするとしたら、急速充電スポットがもっと増えたあとだな、と思いました。

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