iPadのCamera Connection Kitをバラしてみた


今日のiPad日本発売にあわせて、前から欲しかったCamera Connection Kitを注文していたのですが、今日届きました。

買った目的は、もちろんUSBキーボードなどが接続できるか確認したあと色々やって遊んでみるためなのですが、もう一つ、中身が気になっていて、バラしたいと思ったからです。なので2セット購入してしまいました。

さっそくバラしてみることにします。SDとUSBの2種類が入っていますが、中身は似たようなモノでしょうし、USBのほうがハックしがいがあるので、USBのほうをバラしてみました。

分解してメンテすることは、全く意図されていない構造で、ドックコネクタの周りにあるグレーのプラ部品と、本体の白いプラとの隙間に精密ドライバーを入れて、少しづつこじってやりました。これが結構頑丈にかみ合っていました。もう、綺麗に組み立てはできないなぁと思いつつ、最低限使えるレベルには戻せるようにバラすつもりで慎重に、かつ大胆にばらしてやりました。

グレーの蓋を外すと、白い本体カバーの中にホットボンドのようなもので基板が固定されているのが見えます。USBコネクタのほうから押してやって、中身を取り出しました。

中身の基板はかなり頑丈にシールドされています。シールド板は基板にはんだ付けされており、ちょっとやそっとでハンダを取り除くことはできません。

シールドをひっぺがした中の基板はこんな感じです。

部品は片面に実装されており、裏面にはテストパターンとおぼしきランドしか見あたりません。
基板に実装されている部品を見る限り、やはり簡単には自分で相当品を作ることは出来なさそうでした。

基板のアップも置いておきます。識者からのコメントをお待ちしております。

一通り撮影したところで、とりあえず戻してみました。

けど、やっぱあんまり綺麗には戻せないですねぇ。刺してみたところ、ちゃんと使用はできました。