Kindle 2の分解


フォントはっくを導入して、KindleをいじっているうちにKindleが起動しなくなった方から連絡をいただいたので、なんとか復旧できないかと下調べをしてみました。
たぶんシリアルでKindleに接続して、シリアルコンソールに乗っかれば中身をいじれるはずだということで、まずはシリアル端子を探してみました。



まず、Kindle 2を分解するには、プラスチックカバーの取り外しからです。
Kindleを裏返して、プラスチックカバーの中央あたり(amazon kindleロゴの上のあたり)を強く押しながら、上にずらすと簡単に外れました。

すると、がっくりするほど簡単にシリアル端子らしきランドが見つかりました。一番左の写真の青丸で囲った部分です。blogを検索してみると、DXのシリアル端子に関する記事が見つかり、どうやらこれで間違いなさそうです。ちなみに、同記事によると、2がTx, 3がRx, 4がGNDっぽいです。

ちなみに、プラの筐体に製造年月らしき矢印が彫られていたのですが、僕のKindleのパーツは2009年7月に作られたらしいです。

ここまできたので、そのまま金属のカバーも外してみました。これまた一番左の写真の赤丸で囲ったネジ2つが固定しているっぽいので、ネジを外して、プラカバーの反対の方向にずらしてみたところ、簡単に外れました。

3.7V 1530mAhの電池が入っているのが見えます。電池の交換も可能な構造になっていました。また、3GモデムとSIMカードも見えます。3Gモデムは、AnyDATA社のDTP-600Wというモデルでした。

AT&TのSIMが入っているのではと思っていたのですが、黄色なのでAT&Tっぽくないですね。シールを剥がしてSIMを見たい誘惑に駆られましたが、剥がすときに破れやすいシールで封印されていたので、とりあえずは我慢しました。

シリアル端子を見つけるのが目的だったので、とりえあず今日はここまでにしておきました。

近いうちに、秋葉原で部品を買ってきて、PC(僕はMacですが)でシリアルコンソールに接続をしてみたいと思います。